ネットが遅い原因は主に4つ
インターネットが遅いと感じるとき、まず確認したいのが次の4つのレイヤー(層)です。このほか、端末や閲覧先のサービス側が原因になる場合もあります。条件を変えて比較すると、原因の可能性を絞り込めます。
- •WiFiの電波干渉・電波の弱さ
- •ルーターの性能不足・経年劣化
- •ISP(プロバイダ)側の回線混雑
- •DNSサーバーの応答が遅い
まずは原因を切り分け
SpeedCheckAIは速度・Ping・ジッターなどの計測値から、WiFi・ルーター・回線・DNSのどこに原因がありそうかを推定し、確認方法を案内します。ブラウザ計測だけで原因を確定するものではありません。
原因①:WiFiの電波干渉・電波が弱い
宅内で確認しやすい原因の一つがWiFiです。特に2.4GHz帯は電子レンジ・Bluetooth・近隣のWiFiと干渉しやすく、速度や安定性が落ちる場合があります。ジッター(遅延のばらつき)が大きいときは、有線LANとの比較でWiFiの影響を確認します。
今すぐできる対処法
- 1.WiFiを2.4GHzから5GHz帯に切り替える(SSIDの末尾に「-A」や「5G」が付いていることが多い)
- 2.ルーターを部屋の中央・高い位置に移動する
- 3.電子レンジ・コードレス電話の近くを避ける
- 4.可能ならLANケーブルで有線接続して再計測する
原因②:ルーターの性能不足・古い
古いルーターは対応規格、処理性能、同時接続性能が現在の利用状況に合わないことがあります。ただし速度とPingだけではルーターが原因と確定できません。ルーター近くの5GHz帯と有線LANを比較して確認します。
対処法
- •まずルーターを再起動する(電源を抜いて30秒待つ)
- •ファームウェアを最新に更新する
- •5年以上前の機種ならWi-Fi 6(802.11ax)対応ルーターへの買い替えを検討
原因③:ISP(プロバイダ)側の回線混雑
夜間や休日にだけ遅くなる場合は、プロバイダや建物内の回線混雑が候補になります。ただし、家族の同時利用やWiFi干渉でも夜に悪化します。有線LANでも昼より夜の速度とPingが継続して悪化するかを確認します。
対処法
- •契約先でIPv6(IPoE)が利用できるか確認する
- •利用するIPv6サービス方式にルーターが対応しているか確認する
- •有線でも夜だけ遅い状態が続く場合は、計測記録を添えて契約先へ相談する
原因④:DNSの応答が遅い
DNSはURLをIPアドレスに変換する仕組みです。プロバイダ標準のDNSが遅いと、ページを開くたびに余計な待ち時間が発生します。速度の数値は出ているのに「体感が遅い」場合はDNSが原因のことがあります。
対処法
- •現在の設定を記録し、1.1.1.1(Cloudflare)など信頼できるDNSと比較する
- •または 8.8.8.8(Google Public DNS)に変更する
- •設定はWiFi/ネットワーク設定から数分で完了する
それでも遅いときの最終手段
上記を試しても有線接続で継続して遅い場合は、契約回線や建物内設備が用途に合っていない可能性があります。契約書で回線方式と最大速度を確認し、必要に応じて契約先や管理会社へ相談します。