夜に遅くなる主な候補は回線混雑と同時利用
夜はインターネット利用が増えるため、共有設備や通信経路が混雑する場合があります。一方、家庭内でも動画視聴・ゲーム更新・クラウド同期が重なります。昼夜の有線計測と、ほかの通信を止めた計測を比べて切り分けます。
見分け方
昼は速いのに夜だけPingが大きく上がり、ダウンロード速度が落ちる——これが回線混雑の典型的なサインです。SpeedCheckAIで昼と夜に計測して比べると、はっきり差が出ます。
改善策①:IPv6(IPoE)に切り替える
夜の混雑が起きるのは、多くの場合「IPv4 PPPoE」という古い接続方式の出入口(網終端装置)が混むためです。IPv6(IPoE)方式に切り替えると、この混雑ポイントを通らない別ルートで通信できるため、夜でも速度が安定します。最も効果が大きい対策です。
- 1.契約中のプロバイダがIPv6(IPoE)に対応しているか確認する
- 2.対応していれば申し込む(多くは無料)
- 3.IPv6対応ルーターを用意する(古いルーターは非対応のことがある)
改善策②:IPv6対応ルーターに買い替える
IPv6 IPoEを利用するには、契約先の方式に対応したルーターや指定機器が必要です。Wi-Fi 6対応だけでは利用可否を判断できないため、サービス名と対応方式を公式情報で確認します。
改善策③:プロバイダを乗り換える
IPv6にしても夜が遅い場合、そのプロバイダ自体の設備が混雑している可能性があります。混雑しにくいプロバイダや、独自回線(NURO光など)への乗り換えで根本的に改善することがあります。
やってはいけない勘違い
- •「ルーターを再起動すれば直る」——一時的には効くこともありますが、混雑が原因なら根本解決にはなりません
- •「速いプランに変えれば直る」——契約速度(最大値)を上げても、混雑する出入口は同じなので夜は変わらないことが多いです